※この記事は旧ブログ2015年12月掲載記事を元にしてます。
ちょこっと前に、右のホッペに大きな吹き出物が出来た夫。すっごい痛いらしくって、さらにお顔、気になって、病院に行ったのです。
結果、ばい菌が入ったのでしょうと、抗生剤を出されて飲んでました。痛みはなくなったものの、あとが残ってしまい…しばらぬ、赤い0.7ミリくらいの吹き出物がホッペにありました。
夫は仕事の関係上、皮膚科の先生と親しくしており、機会があって、その先生と会ったそうです。その時に、その頬に出来た吹き出物の話をしたら、それ「粉瘤(ふんりゅう)」じゃないかという話になり、そこから、夫、いろいろ調べたそうです。
粉瘤(ふんりゅう)とは?
粉瘤は、表皮からはがれ落ちる垢などの老廃物が、皮膚内部(真皮)にできた袋にたまることによって出来てしまった良性の腫瘍。
特別めずらしい腫瘍というわけでもなく、意外と本人も気づかないそう。
見た目は、黒ニキビと間違えてしまう感じです。
初めは皮の下にしこりが感じられる程度。
でも、放っておくと大きくなって、細菌感染を起して痛みを感じるようです。
↑主人はこの痛みを感じで皮膚科に行きました
粉瘤はそのままにして治るものではなく、皮膚の内部できた袋自体を取り除かない限り、治らないそう。袋をそのままにすると、どんどんそこに老廃物がたまって大きくなってしまいます。
粉瘤かな?っと思ったら、早めに処置をした方がよさそうです。
粉瘤の膿が内側向かって体内に入り込んでしまうと、場所によっては腹膜炎や胸膜炎など、命に関わるケースもあるそうです。
粉瘤(ふんりゅう)の手術
粉瘤の場合、触ると固くしこりがあるのが特徴だそうです。
そのしこりの有無がニキビとの違いらしいです。
また、粉瘤は薬を塗って小さくはなっても完全に治るものではないので、ニキビ薬を塗ってもなかなか治らない、固いしこりがある場合は疑ったほうがよさそうです。
粉瘤(ふんりゅう)の手術はどんな?
粉瘤の手術には2通りあるよう。
■小切開摘出術(切除術)
できるだけ小さく皮膚を切開し、そこから嚢腫を引っ張り出して除去する。その後、皮膚を縫合する方法。
■臍抜き方法
特殊なパンチで粉瘤に穴を開け、内容物をもみ出して除去後、しぼんだ袋(嚢胞)もすべて取り除く方法です。
出典 :ヘルスケア大学
手術は痛いの??
主人は局部麻酔をして、臍抜き法で手術したようです。
痛かった?と聞くと、麻酔してたから…とそんなでもなかったよう。
当日も今日は粉瘤に詳しい皮膚科に行ってくるってだけで、まさか行った当日に手術するとは思ってなかったので…本人もビックリしてました。
粉瘤はそのままにしておいても治らないから、手術の方向で進めていいですよね?っとそんな感じだったらしいです。
粉瘤(ふんりゅう)の手術後の注意
<手術当日>
出血を避けるため、手術当日は入浴を避けてくださいとのこと。手術した部分以外はシャワーで流しても大丈夫とありました。
<手術翌日 以降>
シャワー浴なります。シャワーの時に手術部分をよく泡立てた石けんでキレイに洗ってくださいとのこと。
湯船にはつけずにシャワーで洗うとのことでした。
そのあとは清潔なタオルで拭いて、消毒の必要もなし。
薬が処方されてる場合は、薬をつけてガーゼもしくは、絆創膏で保護。
次回、再診してもらうまで、これを繰り返すそうです。
まとめ
この粉瘤、主人はたまたま頬に出来ましたが、どこにでもできる腫瘍のようです。
どんな人が出来るかというと、今のところはわかってないようですが、体質というのも大きく関わってるよう。皮膚を清潔にするって書いてあったりもしますけど、今はきれい好き?!ってくらいみんな毎日お風呂に入ってますしね、
ニキビがなかなか治らない…固いしこり…
おそらく痛みが出てくるので、それが出てきたら、放って置かずに皮膚科に行くといいですよね。
自己判断が一番よくないそうです。
手術の跡、残るのかな…って主人、心配してました。
お顔ですからね…どうなるのかな。
また、追記します。
お読みくださってありがとうございます。
その後の経過 追記 2016.01
粉瘤のくり貫き法だったので、皮膚はちょこっと陥没してました。
1週間後に抜歯をして、まだ、その3週間後に経過観察のために再診することになっていました。
もう1か月を過ぎて、すっかり跡はなくなってます。傷という傷もなく、本人も手術したことさえ忘れているんじゃないかなぁ~~。
最後まで、読んでくださってありがとうございます(*’∀’人)♥*+