言うこと聞かない子供を叱らない育児は危険!私が子育てで体験した恐怖

子供を叱ることについてずっと悩んでいた時期がありました。

育児本や雑誌でも「叱らない子育て」をすべきと思われる言葉がいっぱいあったから。

叱らないでちゃんと話して理解させること、子供がすくすく育つにはそれが大事なんだと思うようになってました。

 

だけど、言って言うことを聞けるような歳になるのって何歳なんですかね…

 

うちの子供のしつけがダメなんですか?ってくらい、まぁ、言ったって聞きゃしなかったです(笑)

 

主人は世間の子育て論に流されるタイプでもないし、そんなことも知らないから、我流で叱ることもやってました。

世間の子育て論にどっぷり浸かっていた私ですから、あまりにも厳しい主人に私が止める時もありましたが、今は、厳しく叱ることも大事だと思うようになりました。

 

 

叱る育児賛成派になった私…その理由は?

子供だってやっぱり個性があります。

叱らない育児がいいと言われる理由も分からなくもないです。

言って聞ける子供だったら、大人だってそうしたいですよね。

でも、やっぱり親が真剣に叱ることで、「これってすごく大事なことなんだ、やっちゃいけないことなんだ」と気づく子供もいる、これも確かだと思うんですよね。

 

もちろん、大人が感情的になって叱るのは良くないですし、注意することが目的なのに、それが子供にとって恐怖になってると問題なんですよね。

それが子供を叱ることがよくないと言われてる理由なんじゃないかと思ってました。

(↓ 叱らない育児がいい理由は別にありました、、、 )

でも、これに気づけたのって実は上の子が年中さんになった頃かなぁ…

 

それまでは、叱らない育児、子供の気持ちを尊重する育児と思って私なりに頑張っていたんです。

でも、叱らない育児、子供の気持ちを尊重する育児、、、、

それって一歩間違うと本当に危険だって思いました。

 

日本人って察するって文化ありますよね?
言葉には出さないけど、暗黙の了解でわかるよね?って部分です。

 

子育て本で叱らない育児がいいっていうのは、あれはどういう意味で使ってたんでしょうか??

 

100%叱らないってこと?
叱らないで話して理解させるってこと?

 

今や逆ギレ怖さに叱らない大人が増えているというのに、親さえも叱らなくなったら、子供ってどうなっちゃうのよ?!

って冷静に考えたらわかるのに、、、、

子供のことを想うばかりに、本当に大事なことや、子育ての方向性を見失ってるお母さんって多いんじゃないかと思うんですよ。

 

私もその1人になりかけてましたから。

 

叱らない育児を鵜呑みにして、ますます自分の育児に自信が持てなくなってました。

叱ることをためらって育児がブレブレに。

疑問に思いながらも、叱らない育児がいいんだと自分に言い聞かせ、

 

子育てを続けた結果、起こった事、、、、

 

お母さんは自分の言うことは何でも聞いてくれる

そんなふうな勘違いさせる子育てをしてきてしまってました (;゙゚’ω゚’):

 

子供が親を支配するじゃないけど、

大人が家来、子供が王様化してました。

 

子供の気持ちや意見を尊重することも大事です。

 

でも、しつけとして、ルールを守らせる、ダメなことはダメなんだと教えることも大事です。

 

 

言って言うことを聞けないのであれば、叱って理解させることも必要って思います。

 

でも、言ってすぐに理解できることもいるし、それでない子供もいます。
子供の性格にもよるんだと思いますよ。

でも、親が叱らなかったら、子供って大人は子供の言うこと聞いてきいてくれるものだと思っているんです。
それを疑わないかも知れません。

 

 

だから、大人が子供を叱るようになると、それに反抗的になるというか、、、

だから、大人が子供を叱るのは、子供のためなんだ!ってことを面倒だけど、教えなければならないんだと思うんです。

 

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叱らないお母さん、、、言うこと聞かないからと放棄した結果は?

実は最近、叱らないお母さんの子供が目に余る行動をしてるので気になってるんです。

保育園が一緒だったのですが、すごくやんちゃな男の子で、いつもお母さんは大変そうだなぁ〜って思って見ていたんです。

私だったら絶対に叱ってるわ〜って思うことも、いつも「ダメよぉ〜」って優しく話していて、本当に温厚な人なんだなぁ〜って思っていたんです。

 

でもね、どんなに温厚でもビシっと叱る時は叱らないといけないんだ!って一年生になったその子の態度をみて思うようになったんですよ。

ダメだよって、先生に注意されても全然平気なんですよ。確かに先生がまだ新米で優しいっていうのもあるのかもしれないんですけどね、もう1年生ですからね〜、わかりますよね。

ベテランの女性の先生がちょっときつめに言うとちゃんとなったりもするようなんです。

そう、だから、個人として問題があるってよりは、子供ってちゃんと人を見てるんでしょうね。この人だったら大丈夫、、、みたいなところがあるんです。

 

うちの子供も私より主人の方が断然、怖いって思ってますよ。ママは怒っても怖くないと、もしかしたら思ってるかもしれません。

怒られるの怖いって恐怖にまで感じさせるのはいけないけど、ちゃんとしなきゃいけないんだっと、ルールを教えるために叱る(=注意する)のは、本当に大事なことだと今は思ってます。

親が叱らない、注意しないことで、学校生活や社会のルールに馴染めないことで辛い思いをするのは子供ですよね。

自分勝手が許されて
親がいつもフォローしていたら

いつまでたっても子供って全然成長できないんですよね。

可愛い子供だからこそ、時にはビシっと叱らないといけない、今はそう思ってやってます。

 

 

叱らない育児がいいと言われてるようになった背景

私は叱る育児派になったけど、もともと叱らない育児がいいという流れになったのには、理由があるみたいなんです。

私、てっきり、仕事やワンオペ育児で心の余裕なさに、感情をむき出しにキレる怒る親が増えたからかと思っていたんですけど、そうじゃありませんでした。

実は子供の行動を変える1番の方法というのが、実は叱るという方法よりも褒めるということで、子供ってどんどん変わっていくことがわかってきたそうなんです。

褒めて伸ばすとはそういう効果だったんですね。

いつも○○ちゃんは△△でえらいね〜、など、子供がやる前から△△できる○○ちゃんはすごいよね!ってことを伝えることで、いつでもそうすることがいいと子供の中に根づいていくんだと言ってました。

褒めるという行為は、何か特別なことをしたらされるものって概念があるけど、実はこんなふうにやる気にさせる道具としても使えるんですね。

未来のことをあたかも現実に起こることかのように、ちゃんとできてえらいね〜〜、○○ちゃんならできるよぉ〜っと、褒めて子供が自ら行動するように促すってことなんですよね。

子供のやる気や意欲には、

褒める > 叱る

の方が効果が高いということから、叱らない育児という言葉が生まれたようなんです。

褒めて伸ばすってことは昔から言われてるですよね〜〜、

 

みんなわかってるということで、褒めて伸ばすは簡略化され、叱らない育児だけが、独り歩きしちゃったんですかね。

でも、この叱らない育児が独り歩きしてしまったことで、叱らない育児がいいんだ!叱れない親もまた増えてるという話なんです。

だから、叱らない育児をするなら、叱らない分、褒める育児でちゃんと子供と向き合わないといけないのに、

 

 

ただ叱らない育児だけしてるとなると、

これって、ただの野放し…
叱ってもらえないんだから、何も教えられない、知らないまま育ってしまうんですよね。

 

優しく言い聞かせて、褒めて理解してくれるような子供ばかりじゃないです。

興味津々で自分のやりたいが勝っちゃう子供だっていますよね。

褒める育児も大事だけど、それだけじゃやっぱり足りないです。叱る育児だけでもやっぱり足りない。褒める育児も大事。

だから、褒める育児と叱る育児、このバランスが大事なんだと思うんですよね。

 

私はやっぱり叱らない育児に違和感を感じたことや、叱らない育児で子育てがみるみるうちに大変になってしまい、こりゃ、違うな!ってどこかで思ったんです。

 

他のママ友達からもその態度は学ぶことができました。

 

やっぱりしっかりしてる、ちゃんとできてる子は親がちゃんと叱ってました。

これはダメなことだよ!ってことを真剣な眼差しで伝えるだけでも効果ありな感じでした。

この真剣さを子供ゆえに茶化したりする時は、大人は子供にそれをわからせないといけないのだと思うんですよね。

一回で聞ける子もいれば何回も言わないとわからない子もいるんです。そういう子には何回も伝えないといけないんです。

叱らない育児とともに、甘えさせると甘やかすについても子育て中はよく悩むことかなと思うです。

 

叱らない育児+甘やかす育児、本当にダメダメでした(°_°)

家庭によってルールって違ってていいと思うんですよね、何がよくて何がダメなのかは、親がちゃんと線引きをしてブレないでいることが大事だと感じてます。

お父さんはいいというけど、お母さんがダメとか、できたら家族でのルールは統一した方が子供が迷わず不信感を持たずにすむと思うんですよね。

だかね〜〜、さっきも事例としてあげたお母さん、もしかしたら、子供がもっと自我が芽生えた中高生になった時、本当に手のつけられない、子供のいいなりなってしまう親になってしまわないかと心配でしょうがないのです。

子育ては、いつでもやり直しがきくって私は思っているんですけど、小さければ小さいほどまだ楽だと思うのです。

抱っこしてあげたり、ギューってしたり、子供と一緒に遊んだり、同じ時間を共有することによって、どんどんその距離が近づくと思うのです。

言うことを聞かなくなった、赤ちゃん返りしたと思っていた娘は、私に甘えたかったのです。

離れた気持ちも一緒の時間を持つことでどんどん埋まっていくんですよ。

でも、大きくなるに連れて、親より友達に移行していきますよね。だから、それまでに親と子供の絆をしっかり繋ぐ必要があると思うんですよね。

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まとめ

子育てって、やっぱり大変なんですよね〜。
でも、親って子供にとって絶大なる存在。

親が白と言えば、黒さえ白になる、そんなパワーさえある存在なんです。

何が正解で何が不正解、子育てってそれがないからついつい世間の子育て論に流されちゃだたりもするけど、やっぱり何が違和感を感じたり、子育てのしにくさを感じたら、何が違う方向に子育て進めちゃってないかな?っと疑わないといけないんじゃないかと思うんです。

私も言うことを聞かない我が子に本当に育児放棄したいわぁ〜って思った過去もあります。

でも、私がここで放棄しちゃったら、うちの子は世間のルールさえ知らず、社会からはみ出して生きづらい可哀想な子になってしまうって思ったんですよね。

そして、その子が母となり父となった時に、どうしたって子供は親を見てるから真似てしまうこと、悩んでしまうことがあるんだと思うんです。

親になるって実はすごい大変なことだったんだなぁ〜って子育てしながら痛感すること多いです。

でも、子育てから学ぶこと、子供から教えられることも多いし、やっぱり子供の笑顔は家族の宝、頑張る力になりますよね。

子育てを経験できて良かったなぁ〜と思う瞬間でもあります。

子供の意思を尊重することも大事ですけどね、その前にやっぱり親は子供に人として大事なことは伝えていかないといけないと思うんですよね。

子供が成長の過程で自然と社会のルールや集団行動で大事なことを身につけられるのかといったら、そうじゃないと思うんです。

そこには先生だったり、親がちゃんとその姿を見せたり指導したからこそ、身についたことなんだと思うんですよね。

昔は近所付き合いもあったり、他の人も子供がいけないことをしていたら注意したりと、そんな姿もあったけど、今は、親が子供に手をかけすぎたり、叱ることについても各家庭で考え方も違ったりと、やたら他人が介入しづらい環境が出来上がってますよね。

他の人に叱られるっていい気分じゃないけど、いけないことだったのか?と子供としては自分の行動を改められる機会でもありますかね。

たくさんの人が子供たちに関心を持ってくれる社会ができることで、もっと親であるし私たちも子育てがしやすくなっていくんだろうなぁ〜って思うんです。

 

いやぁ〜、今日はまた真面目に書いてしまいました。
でもね、保育園で一緒だった男の子のこれからが心配で〜。落ち着くんならいいんですけどね、お母さんは本当に穏やかでね…心配になってしまいました。

昨日も車が来てるのに左右見ずに自転車をすっ飛ばして引かれそうになってました…(°_°)

男の子だから注意力散漫なところもあるのかなぁ…

でも、成長の過程で変わると思うので温かい目で見守っていきたいと思ってます。

読んでくださってありがとうございます。

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