3/3から公開した映画「ドラえもん のび太の宝島」を観に娘とママ友家族と行ってきました。
ドラえもん映画は基本的にパパ×娘のコンビで行くのですが、今回はお友達も一緒ということで母である私が一緒に行きました〜。
ドラえもん のび太の宝島の見どころ その1 〜友情
これから観る方もいるかと思いますので、内容部分は思いっきり割愛します…(^^)
(と言っておきながら、やっぱり感動はクライマックスだから、見たくない人は映画見てからオススメします)
今回、映画で印象に残っているのは、
のび太君が友情に熱い少年である!
ということです。
のびちゃんって、あんなに友情に熱い男の子だったんだ〜と。
でも、他の方のレビューみたら、のび太君のキャラは変わってないのですね。人の喜びを喜べて、悲しみを悲しめる、そんな感受性豊かな優しい子供だったのですね〜。
映画なのでいつものテレビ版よりもデフォルメされているのでしょうが、ドラえもんが地球を救わなきゃ!と大きなエネルギーを止めようとたところ、それに飲み込まれてしまうんです。
でも、ドラえもんを助けなきゃ!と思うんですね、どう見てもそこに飛び込んだらただではすまなそう…死さえ覚悟なんですよ、でも、大切なドラえもんを放っておけない!のび太くんの優しさですよね、のび太くんも真っ逆さまに落ちて行くシーンがあるのです。
もう、母の私は、そこで涙です…
その前のシーンでも、しずかちゃんが悪者にさらわれてしまって、誰よりもあきらめず仲間を助けようとする、その姿勢は本当に感動です。
そういう意味では、仲間を決して見捨てない、ONE PIECEのルフィーにも通じるものがあるんでしょうか?!
やっぱり、昭和世代の私、やっぱり友情ストーリーに弱いんですよね。
特にのび太くんの「命がけ」という懸命さが、もう感動ものなんですよね。
娘に「どこが一番感動した?」と聞いたら、やっぱり同じところで、世代問わず感動する部分って一緒なんだぁ〜とまた感激していた私です。
ドラえもん のび太の宝島の見どころ その2 〜親子の愛
もう一つのテーマは、親が子を思ってしてあげたいこと、子供が親に望んでいること。
その相違…というか…
どちらもお互いのことを想っているんですけどね、間違う方に頑張ってしまうと破滅に向かってしまうよ!そんなことを考えさせられる内容…
特に大人の方は、これこそが絶対に子供たちのため!という大人目線で考えや、強い思い込みがあって、
子供のこうして欲しい…という気持ちが見えなくなってしまったり、本当に大切にしたいものを見失ってしまうのですよね。
子供は本当は親に甘えたいし、もっと親子で一緒のいる時間が欲しいと思っているのに、
大人は、働かないと食べていけないでしょ!欲しいものも変えないでしょ!と、
映画のストーリーと少々違うけど、今の大人に親としての在り方を伝えたかった映画なのだろうなぁ…と思いました。
子供にとって親はどうあるべきなのか、
子供は親にどう伝えるべきなのか、
のび太くんが劇中に、いいこと言うんですよー。
「ボクらは何も知らない子どもだけど、大人は絶対に間違わないの?
僕たちが大事にしたいと思うことは、そんなにまちがってるの?」
そこも、なんかズギューンポイントでしたよ。
のび太、子供の気持ちを代弁して偉いぞ!!な気持ちでした。
まとめ
子供にとって大人の存在とは絶対。
小さければ小さいほど大人が思う子供の夢を叶えようとしてしまうけど、本当は子供のことをよく観察して、この子は何に向いているのかな?
みんなと同じレールから外れてても、見守ること、才能を信じてあげること、なんだろうなぁ…と思ってます。
大人もそうですが、レールを外れて生きるって怖いです。だからこそ、子供がそのレールの上でも一番いい道を歩かせてあげたいと親心なんだけど、果たしてそれが本当に子供のためなの?
大人は絶対に間違わないの?
ドラえもん のび太の宝島は、現代の子育て世代に向けての考えて欲しいメッセージ、問いかけだったのですよー。
はぁ、本当に色々考えさせられる映画でした。
子供にとっては、今までと変わらないドラえもん映画だったと思いますけど、今回ののび太の宝島は、どちらかといえば、子供を持つ親へ向けてのメッセージ性の高い映画です。
子供を持つお父さん、お母さんにぜひオススメ。
特に子供のことは妻任せにしてるお父さんに向けてのメッセージでもあると思いました。
お母さん、ぜひ、父子で行かせることをオススメします!
って、なんで私が行っちゃったんだろ〜(笑)