人との会話下手が英語が上達しない理由?苦手意識を克服するおすすめ本「なぜ私たちは3ヶ月で英語が話せるようになったのか」

最近、日本人の英語上達について、すごく「なるほどぉ〜」って思った本を読んだのです。
私の考えていたこともあながち間違ってなかったんだ〜っていう裏付けになるような本でした。

なぜ私たちは3ヶ月で英語が話せるようになったのか

頑張ってるわりになかなか英語が上達しない理由が著者 本城先生本を読むとすごく良くわかると思います。

どんなに英単語や英文法がわかってても、日本人は英語EQ=心の知能指数が低いから、なかなか英語上達に時間がかかってしまうそうなんです。その英語に対する心のブロックを外すことこそ英語上達にはすごい必要と思ったんですよね〜。上達するには、英単語や英文法をまずは身につけなきなと思うけど、そこも大事なんだけど、最後の壁になるのはやっぱり本城先生のいう英語EQだなと思いました。というのも、何を隠そう私は留学していながら今ではすっかり英語を忘れてしまって、多少はわかるもののやっぱり臆病になってアンチ英語になっていたんですよ。

でも、英語EQの話を聞いて、私に足りないのもやっぱりこれだわぁ〜と思って英語EQを立て直そうと思ったんです。

そして、この本は英語を身につけたいという人だけじゃなくて、人見知りだったり、他人と話すことが苦手という人にも実は読んでもらいたいなぁと思いました。

本城先生が言うには日本人が英語が話せない理由は、日本人の99%が対人恐怖症だからということを言っていたんです。

でも、なんで日本人が対人恐怖症になってしまったのか?という理由にも触れていて、「なるほどぉ〜」と思ったんですよ。

この対人恐怖症を克服していくことで、英語に対してもかなり自信持って前向きになれるのでは?と思うんですよね。

人と話すの苦手=英語苦手と結びついてるなんて、意外かもしれないですが、本当に不思議と納得させられますよ。

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著者の本城武則先生とは?

本城先生のことを少し紹介します。
英語が3ヶ月でペラペラになるなんて書籍は本当にどこにでもあって、これまでも私自身何冊も買った記憶があります(笑)

けれど3ヶ月なんかで話せるわけないじゃん!って毎回思ってましたし、実際、そうなんです。けれど、本城先生の本はアプローチの仕方が、ほかの書籍と全然違うんです。

英語が苦手という日本人の根っこの部分から掘り下げてやるので、本当に効果があると思います。

けれど、やっぱり、本に書かれていることをやるか、やらないか、これが英語上達の肝になると思います。

けれど、やったら確実に英語に対する免疫もつくと思うので、日本人の英語学習にはすごく効果もあるし、日本人がもともと抱えている「他人と話すことの恐怖」についても在り方が変わるのではないかなと思いますよ。

前置きがまた長くなりましたね…w

本城先生とは?に入ります。

著書の本城先生は20年前はアメリカでインストラクターパイロットというアメリカ人に飛行機の操縦を教える仕事をされていたそうなんです。

教官になる前に勉強をするわけなのですが、日本人が飛行機の操縦を覚えるわけですから、英語がわからないと話になりませんよね?!

けれど、本城先生も初めから英語が得意だったわけではないんです。あまりにも英語が出来なくても、よくトラブルを起こしていたとも書かれていまして、そんな凹んでいる本城先生にノルウェー人の教官が英語を教えてあげるよ、と声をかけてくれたそうなんです。そのノルウェーの先生との出会いが本城先生の人生を大きく変えてくれたそうなんです。

初めはノルウェー人から英語?とまるでフランス人に中華料理教わるようで…と疑問に思ったそうなんです。

けれど、教わったノルウェー式英会話上達法のおかげで、本城先生は見事に2ヶ月でパイロット試験に合格されてしまったそうなのです!2か月でですよ!!

先生も奇跡としか言いようがないと書かれていたくらいなんです。

この本は先生が学んだノルウェー式英会話上達方法と先生が独自に考え出した日本人のEQ(Emotional Quotient=心の知能指数)を上げる方法で、英語がペラペラ人間になれるよ!っというすごく斬新なお話でした。

日本人は英語が話せるはずなのに話せない理由とは?

よく中学生レベルの英語さえ出来れば英会話は出来ると言いますが、そういう意味では日本人って英語話せる人がたくさんもいい訳なんですよね。

けれど、先生も言っていたのですが、話せるはずなのに話せないのには理由があるそうなんです。

それが、日本人が持っているEQと呼ばれるものが関係しているんだそう。

あまり聞きなれない言葉なので説明しますと、EQとは、Emotional Quotient=心の知能指数と呼ばれるものです。

それに対して耳慣れているものとしてIQ (Intelligence Quotient = 知能指数)があるのは皆さんもご存知かと思います。

著書では、どんなにIQが高くて英語の知識があっても、EQが低いと英語の心構えが出来てないから話せないというのです。

英語に心構えがいるの?と思うかもしれないですが、本を読むとなるほどぉ…って目から鱗だと思います。

本城先生によれば、日本人はその英語EQがめちゃめちゃ低いんだそう。

日本人は英語を話すための素質は十分にあるから、とにかく、英語EQを上げていく必要があると言っていました。

英語を身につけるのに、英文法が大事、英単語が大事と色々諸説ありますが、英語をどんなふうに活用したいかにもよるけれど、ビジネスで使うにしても、まずは英語EQを上げていかないと、絶対に途中で壁にぶつかると思うんですよね。これは留学した私も経験した悩みです。

日本人で中学生レベルの英語がわかるのであれば、英語IQはOKだと私も思います。そういう意味でも英語を身に付けたいと思う日本人に必要なのは、絶対に英語EQだと感じました。

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日本人が英語が話せない理由は99%が対人恐怖症だから

日本人が英語が話せない理由=話せないと思っている理由をズバリ的確についてると思いました。
特に英語をすごく勉強してきたのに話せない、苦手意識がある人は第2章をよく読んでもらいたいです!

私も留学したのに英語忘れてしまって、話しをするの恥ずかしい、苦手…と思っていた意識を変えてくれた考え方です。

日本人の99%は対人恐怖症だと本城先生はおっしゃっていたのですが、その理由も書かれていました。

それは私たちは戦後の教育で「人が見てるから、きちんとしなさい」という人の目を常に意識して教育されてきたことが英語にも影響していると書かれていました。

人の目を気にしてない教育…その考え方は平成になった今でも感覚としてありますよね。

子供たちにも「しつけ」という囲いで、公共の場では騒いではいけない、大きな声は迷惑になるなど、自由にすることが迷惑になるという感覚がありますよね。

やりたいようにやることが時に他の人の迷惑になることを私たち日本人の感覚としていつの頃からか根づいてしまってるんだと思うのです。

だから、多くの人が人目を気にしたり、人からの評価を気にするあまり行動することにためらいがあるのではないかな?と思っています。

人の目が基準で生きてるから、失敗も怖いし、噂されるのも怖いし、だったら、目立たないていることが一番と賢い日本人なら思うはずなんです。

そもそもその風習が結局は日本人の英語学習の足かせになってるのかも…と思いました。

本城先生は講演されると席を移動させるそうなんです。
知っている人同士で隣同士で座って、一人で来てる人はポツリといたり。

その環境を変えようよ!という話なんですよね。

著書にもあった言葉ですが、

日本語が通じる日本人同士でも他人と話す話そうとしないのに、どうして英語で外国人と話せるというのでしょうか?

この言葉、本当に衝撃的でした!
まさに、まさに、私も感じていたことだったからです。

英語が話せるようになりたいと思っているけど、仮に英語が話せたとして、私は話しかけるのかな?と思ったんですよ。

でね、実際に話しかけたりしないじゃん!って自分ツッコミ(笑)

英語を話せるようになりたい目的がすごく曖昧だったこもに気づかされたんです。

たとえ、ビジネスで使うにしても相手だって心のある人間です。ビジネスで足る英語だけじゃなくて、コミュニケーションとしての会話だってあった方がビジネスにだって有利です。

そう考えたら、私は何で英語が話せるようになりたいのかな…と悩んだんですよね。

留学していた時は、もっと世界を知りたい、英語を使ったらもっと世界が広がると思っていたんです。

けれど、英語が少し話せるようになった環境でも、英語が普通に話せるコミュニティに入っていく勇気がそもそもなかったんですよ。

本城先生がいう英語EQが足りなかったんだと思います。

世界を知りたいと思っていたのに、言語が変わってしまったことでコミュニケーションに関しての行動も小さくなっていたんです。

いつもの「自分らしさ」をすっかり忘れてしまったんですね。

でも、人ってすぐには変われないから、本当に本当に自分が出来る小さなアクションから始めるのでいいと思うのです。

本城先生の著書にも、まずは挨拶からなんてことも書いてました。

まずは見知らぬ日本人には挨拶する、そうしていく事でも英語EQが上がっていくとありました。

英語で話しかけるんじゃないんですよ。見知らぬ日本人に声をかける、その現実が自分に今までとは違う価値観を与えてくれたり、経験する事で人と話すことの楽しさ、コミュニケーションの仕方を学ぶ訓練となるのかなと思いました。

私たちって英語となるとすごく大きなところから入ろうとするから尻込みしちゃうんですよね。

でも、日本語でも誰とでも話してるのか?といえば…

どうですか???

だから、まずは日本語でも、会話することに慣れないといけないし、英語学習ってそこから始まるのか…と、とても斬新な考え方にビックリさせられました。

その他にも英語を身につけるためのプロセスや考え方が書かれていて、「ふむふむ、なるほど〜」と頷くことばかりでした。

ただただIQが高い、英単語や英文法が出来れば話せるわけじゃないんです。

英語を習得したい目的によっても必要な英語IQは違うけれど、私にとっては世界を知るという目的であれば、なによりも英語EQ、英語に対する心の知能指数を上げることが一番だなぁと思いました。

日本語でも合う人合わない人がいて、それで良いと思っていて普通なことですよね。

だから、英語を使えるようになってもそれは一緒で、お互いの良いところや考え方、趣味や興味、そういうことを分かち合いたいのだと思ったんです。

日本に興味があったり、日本のことが知りたいと思う外国人と仲良くなりたいし、相手の国のことも理解したいそう思うんですよね。
インターネットの普及でこれだけ世界が近く感じられるなったわけですから、世界で起こる色々な問題は自国だけでなく個人個人の意識と繋がり、協力でも解決のヒントが見つけられるかもしれないと思っています。SNSは問題もあるけれどやっぱり世界と繋がるツールとして本当に素晴らしいですよね。

実は主人の友達がこの夏、我が家にホームステイしたのですが、相手の国の常識を知ることで、いかに自分たちが恵まれた環境にいることにも気付けたり、違う文化を知ることや受け入れることは、より豊かになるための生きるヒントをくれるものだと思いました。

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まとめ

本城先生の「たった3カ月で英語がペラペラに」にの本の話から脱線もありつつも、日本人の英語上達にいかに英語EQ、心の知能指数が影響しているかという話しを私なりの考察を交えてお話しさせて頂きました。

少し前に知り合った英語の先生も英語を使って話すというのは、英語を使うということより、まずは人と人とのコミュニケーションだからと言っていたのです。

だから、まずは家の中でThank you、No Thank youと使ってみたり、Salt,please という感じで、プリーズをつけるだけでも十分通じると言ってました。

旅行先でも飛行機の中でも、Could youなどの文法を使わなくても、ただ単語+プリーズで伝わるんですよね。

大事なのはコミュニケーションなんだと痛感してます。
特にこの夏のホームステイ受け入れ体験は有無を言わさず英語でのコミュニケーションを強いられ、正直、もう間違ってるのわかってて英語使ってました(笑)

けれど、さすが自由をこよなく愛する主人の親友なんですよ、私たちの適当なブロークン英語でも理解しようとしてくれて、本当に良い人だ〜って思いました。

だから、英語学習もどんな人と関わるかですごく変わるのではないかなとこの夏、感じました。

あなたにとって素敵な出会いがあり、
英語学習にますます取り組むことが楽しくなるような環境になることを願ってます!

そのためにも本城先生のいう英語EQを伸ばしていくことがすごく大事な考え方だなぁと思いました。

英語が話せないというメンタル的なブロックを外していくことが絶対に英語上達にはすごく必要、このことが分かりやすく伝えられてる書籍だと思いますよ。

書籍にはDVDも付いてます。
個人的には書籍だけでも目から鱗な情報だったこともあって、結構満足してしまい、まだCDは聞けてないのですが聞いたらまたレビューします(^^)

英会話通っててもなかなか上達しないかなぁ〜とか、英語上達には英文法、英単語が大事!という固定概念を持ってる方、そして、人と話すのは苦手…だけど、英語習得したい人に是非読んでもらいたい書籍です(^^)
私は読んでなるほど!!!って思うことばかりで、あとは「出来ることから」実践するのみって思うのです。

なぜ私たちは3ヶ月で英語が話せるようになったのか(本城武則)

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